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今月のお話

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「 挨拶(あいさつ)」・・・



          


いよいよ、
今年も残り少なくなくなってきました。

本当に早いですよね。

皆さんはこの一年どのように過ごされましたでしょうか。
世界はまさに混沌とした空気に包まれ、
私たちの日常にも暗い影を落としたように思います。
また、関東以北では夏場の日照不足から、
お米や農作物の収穫が危ぶまれるなど、
天候も気になりましたよね。

そうして人と会えば、天気話やら景気談義やらと
世情の話題が挨拶がわりだったなと振り返っております。


この「挨拶」という言葉ですが、
これも仏教の言葉で、一挨一拶ともいわれる、
どちらも押し合う、しのぎを削るという意味があります。
つまり、お坊さん同士が互いに尋ね合ったり、意見を交わしたりして、
相手がどのくらいさとりに近づいたかを試していたと伝えられています。


ときに、相手に文句を言ったりするときにも
使われる「挨拶」という表現は、
もしかしたら本来の意味に近いかもしれません。


さて、今年も皆様には大変お世話になりましたこと、
あらためて心から御礼申し上げたいと思います。


どうぞ、良いお年をお迎えください。


今、お墓のこと、納骨そして永代供養で
悩まれている方は大変多いです。
当院ではお一人おひとりのお気持ちを大切に、
一緒に考えて参りますので、
どうぞ、安心してお気軽にご相談ください。
ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。








ありがとうございます。


                                                     合掌


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