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今月のお話

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「遍界不曾蔵 (へんかいかくてかくさず) 」・・・



          


桜の宴もピークを迎え、
その薄紅の舞いに、
心酔する今日この頃です。

山にみては、雄大な自然を感じ、
一樹一枝には、自身の人生に重ねてみる。
春の季は、やはり独特の魅力があります。


桜ばかりではありません。


身近なところの、ここかしこに、
もっと言えば、すぐ側の足元にも
たくさんの「春」が芽吹いています。
道ゆく人と「これは何という花ですかね」、
そんな会話を導いてくれる草花に感謝しつつ、
何につけ「見過ごしてしまう」日常にはため息ひとつ・・・。


遍界不曾蔵。


遍界とは、遍法界の意味で、
普く存在、心理と読み取れます。
つまり、真実は隠れもせず、
いつもそこにあるということ。
ただ、それを見る目、心を持つよう、
心がけなくてはならないということ・・・。


自分が見ようとしなければ
何も見えない・・・。
樹々草花の声に、
気づかされるばかりです。


☆はやいもので大型連休も近づいてきました。
 ご家族でご先祖様にお参りをされてはいかがでしょう。
 合わせて、納骨、永代供養、法事をお考えの皆さんは、
 どうぞ、当院へお気軽にご相談ください。
 ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。




ありがとうございます。


                                                     合掌


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