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今月のお話

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「清風動脩竹(せいふうしゅうちくをうごかす)」・・・






そよぐ風が五感を刺激する弥生の季・・・。




ある日ふと風の香りが変わることはないでしょうか。
その感覚こそ「春」の到来と思うのですが、
そんな風が吹き抜ける竹林は、
耳に快い響きを伴いながら空へとかけていきます。





そうして何事もなかったように佇む竹の姿には
何にも動ぜず、執着しない清々しさだけが残るもの・・・。


悲しいかな、いつも何かに囚われがちな私たちは、
自然の摂理に反省しきりは常。




ただ、あるがままに生きる。
ただ、今日一日を大切に生きる。

心してそうありたいものですね。





春告の一陣を感謝で見送った弥生。






ありがとうございます。




                                                     合掌


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