「春在一枝中(はるはいっしのうちにあり) 」・・・
振り返れば、春の兆しは樹々草葉の一芽一枝から
始まります。寒に耐えて息づく姿に命の尊さを
思わずにはおられません。
それぞれの息吹に触れるにつけ、
巡る季節の切なさ、また儚さが
こみ上げてくるものです。
一芽をして、春を知るが如く、
一つ手を合わせることで心に広がるもの、
ご先祖様への感謝や故人を偲ぶ優しさ、
そして今を生きる者としての有り難さ・・・。
そういう気持ちが春のように満ちてきます。
季節を迎え送ることは、
心の節目となりましょう。
感謝の花が咲き誇るよう、
私たちもつとめて参りたいものです。
ありがとうございます。
合掌