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今月のお話

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「同事(どうじ)」・・・



認定こども園の送迎バスに取り残された園児が熱中症でなくなるという
大変痛ましい事故がありました。本当に悲しいことです。
子どもたちの日常は、多くの大人の目に守られ、
また声を聞いてくれる社会のなかで育まれなければなりません。
つまり、大人はいつもそんな小さな姿や声に耳を傾けるべきだと思うんですね。
こうした事故が二度と繰り返されないよう、祈るばかりです。

仏教でいう同事とは、「事を同じくする」で「時」とは違います。
同事、つまり違わないというのは、相手と同じところにいるということ。
相手と違わないとは、相手の思いに立ち、その心に寄り添うことではないでしょうか。
ともすると、社会は「個」の集合体としてのみ語られて、本来あるべきつながりや関わりを
情報技術で置き去りにしてはいないか不安になります。
子どもたちへはもちろん、私たちは同事であることを忘れてはいけないでしょうね。


さて、
様々なご事情でお参りが難しいという方や
納骨、永代供養、各種法要など仏事全般でお悩みの方は、
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
当院では家族葬をはじめご葬儀についても承ります。
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ありがとうございます。

                                                     合掌


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