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今月のお話

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「和顔施 (わがんせ)」・・・



冬の到来は足元の寒さから。
と、まだ紅葉が残るものの、俯いて下ばかりを見てはいませんか。
ようやく屋外ではマスクを外しても良いといっても、
冬に向かってはやはり着用する方が多いでしょう。
俯いて顔が見えないままでは、どうにも切ないですよね。

和顔施とは、笑顔を持って人と接することを説いた仏教語です。
これは無財の七施という仏教修行の一つにあるもので、

一、眼 施
慈しみの眼で接すること。

二、和顔施
いつも和やかに、笑顔でいること。

三、愛語施
思いやりのあるやさしい言葉を使うこと。

四、身 施
人の嫌がることも身をもって奉仕(仕事)すること。

五、心 施
他の人に心を配り、ともに悲しむこと。

六、壮座施
喜んで席を譲ってあげること。

七、房舎施
雨風をしのぐ所を与えること。

この中の三番目のこと。
どうでしょう、いつも笑顔でいるのは大変ですけど、
努めてそうすれば人生は良い方に変わるのではないでしょうか。


さて、
様々なご事情でお参りが難しいという方や
納骨、永代供養、各種法要など仏事全般でお悩みの方は、
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当院では家族葬をはじめご葬儀についても承ります。
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ありがとうございます。

                                                     合掌


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