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今月のお話

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「法食同輪 (ほうじきどうりん)」・・・



月が変わった途端、朝夕の気温が下がってきましたよね。
昼間との温度差は、そのまま秋の深まり。月初の週末、衣替えに追われた方もおられたのではないでしょうか。
また各地とも少しずつ人出が戻ってきて、奈良や京都でも就学旅行の生徒さんたちを乗せた観光バスを見かけるようになりました。
このまま収束へ向かってくれたらいいと、みんなが願っています。

今月の言葉、法食同輪はそんな思いを重ねられる仏教語です。
仏教の修行をする人も食事をつくる人も、同じ輪になっていくということ。優劣や上下の差はないということを説いた言葉なんです。
経済的に打撃を受けた飲食業や観光業界の方たちはもちろん、それ以外の多くの業種業態、法人も個人の方たちもみんな
一つの輪になって、この災禍の収束を導いていくわけです。
なかには誰が得をしたとか、損をしたとか、そればかりに気持ちを砕いてしまう人もおられるようですが、
決してそんなことはありません。もしそうだとしても、妬みや嫉みで「輪」を壊しては元も子もありません。
今は収束を願って、協力しあうのが一番大切でしょう。
第六波、インフルエンザの流行など冬に向けて不安は続きます。どうか、体調管理にお気をつけください。

さて、
これから寒くなりますので
まずは皆々様ともご自愛のほどよろしくお願い申し上げます。
そうして、納骨や永代供養、各種法要をお考えの方は、
お気軽にお問い合わせください。
当院では家族葬をはじめご葬儀についてもご承ります。
ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。





ありがとうございます。

                                                     合掌


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