「安心(あんじん)」・・・
暑中お見舞い申し上げます。
災禍の只中で迎えた8月。夏祭りや地蔵盆も自粛され、
例年にない静かな夏となりました。
ただマスクをしての外出は変わらず、
そこに蝉の声と連日の猛暑が追い打ちをかけて、
疲労困憊もピークといったところでは…。
今年は不安材料に事欠かない異例の年ゆえ、
この夏疲れは言葉にできませんよね。
本当に安心できる日常が待ち遠しいものです。
安心。
これは仏教語で迷いがなくなった安らぎの境地、
浄土を願う心の意味で用いられています。
ここから、
不安は一体どこからやってくるのかを考えますに、
不確かな、確信できない様々な出来事を連想します。
これはまた一度囚われると次から次へと膨らんでいき、
抱えきれなくなってしまうんですよね。
ではどうしたいいのか。
まずは心を静かにして不安や不確かを払拭すること。
つまりは信じる力を身につけるということではないでしょうか。
仏法の功徳、智慧を信じる。自分の心にある仏性を信じる。
そうして、いたずらに不安をかきたてないで今できることをやる。
安心はただ待っているのではなく、
自ら手にしていくべきかもしれません。
どうぞ、暑さ対策そして感染拡大防止に努めて
この難局を乗り切っていきましょう。
さて、
この夏、今日を生かされていることへの感謝とともに
ご家族でご先祖様に手を合せてみてください。
またお参りや納骨、永代供養、各種法要をお考えの方は、
お気軽にお問い合わせください。
当院では家族葬をはじめご葬儀についても承ります。
ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。
ありがとうございます。
合掌