「無 学(むがく)」・・・
お彼岸の只中、昼夜の寒暖差は
10度以上あるものの、ここかしこに
春を感じるようになりました。
そうして暦は、まもなく四月へ。
新年度に期待が膨らむ若い人たちは、
これから勉強や仕事にと、
それぞれの学びを進めていくわけですが、
期待と同時に不安も多いでしょう。
今は人間関係の悩みが尽きない時代、
無用な比較を強いられたり、萎縮して
何も言えない状況に陥ったりと、
そんないくつもの声を聞きます。
どうか、不安に潰されませんように。
また、どこにいても、何をしていても
すべては勉強になると思いますので、
大いに学ぶことを忘れないでください。
では、
人は何を学ぶべきか。
技術や教養、文化etc…
と共に人に対する思いやり、
優しさなども、
その一つなのかも知れません。
ゆえに、人は幾つになっても、
学ぶことを忘れてはならないのです。
さて、
この無学という言葉。
これは、無学文盲などと、いわゆる学問が
身に付いていないという意味で使われますが、
仏教では、もう学ぶことがないという意味で、
仏教修行の最高段階「阿羅漢(究極の悟りを得た人)」の
境地にして、もはや学ぶ必要がない世界ということなんですね。
日々是学也。
好奇心、そして探究心の芽生える春、
いろんなことを学んでいきたいですね。
☆まもなく桜便りも届きます。
散策をかねて納骨、永代供養、
法事をお考えの皆さんは、
どうぞ、当院へお気軽にご相談ください。
ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。
ありがとうございます。
合掌