「青山元不動(せいざんもとうごかず) 」・・・
梅雨の中休みが続く、七月の始まりです。
いよいよ夏本番ですね。
子どもたちにはうれしい夏休みが、
大人たちには「暑さとの戦い」が
待っております・・・。
さて、私事ではございますが、
先日東北は福島県に行って参りました。
震災から3年が経った今、どんな状況なのか、
不安と期待を胸に北を目指すこと約800キロ。
南相馬市から陸前高田、そして宮古。
ここかしこにある除染作業中の看板と、
積み上げられた残土の黒い袋。
仮設住宅の並ぶ国道周辺には、
同じく仮設のスーパーやコンビニ、薬局が・・・。
常設(まちの再建)ではなく、あくまでも
仮設という現実がそこにはあったのです。
がれきの撤去こそ進んではいましたが、
すべてではないようです。
また、多くの方たちの生活を取り戻すには、
まだまだ時間がかかることも痛感致しました。
本当に切ないです。
東京オリンピックの招致にわく都心の
にぎわいは、この地には無縁に感じられたのは
私だけなのでしょうか・・・。
3年という時間が短いのか、長いのか、
今日一日の重さ、大切さを、少しでも
忘れないでいたいものです。
車窓に浮かぶ東北の山々は悲しいくらい美しく、
厳然とそびえ立っておりました。
これからもその姿を見続けられることを
願うばかりです・・・。
青山元不動
青くそびえ立つ山は、元から不動であるという言葉です。
堂々として動じない、その心がきっとこの惨禍を
乗り越えられる力となるのではないでしょうか。
これから夏を迎えるにあたり、
お盆のこと、お墓のこと、
何かお困りのことがございましたら、
どうぞ、当院までお問い合わせください。
合掌