今月のお話
「徹底（てってい）」・・・
少しずつ過ごしやすくはなってきたものの、件の災禍は未だ収束する気配はありません。
ワクチン接種を機にあらたな問題も生まれましたよね。希望する方へなかなか届かない、
アレルギーや基礎疾患があって摂取が難しい人に対する合理的配慮の有無が問題視されるetc…
緊急事態宣言の解除と再発出の間で飲食店もちろん、多くの人たちが経済的に追い込まれています。
誰がいい悪いの話では、なんの解決にもならないのは十分わかっている、だからこそ、今は一人ひとりが
できることを徹底するより他に手立てはないいわけです。
この二年の間に何度もいわれてきた感染拡大防止の徹底。
そうなんです、この徹底という言葉が、私たちの合言葉になったといっていいでしょう。
徹底とは、十分に、とか、しっかりと行き届くといった意味合いで使われますが、もとは仏教語なんですね。
徹はつきとおる、達すること。ですから底にまで達するの意。
今般のことになぞらえるなら、情報としての感染予防を「知っている」に止めず、その底に至る、
つまり自分にできることを実践し続けることが、徹底なんです。
何事によらず、底までつき通すことは、深く知ることであり、実践に他なりません。
災い転じて福となす。そうです、今みなさんが頑張っている感染拡大防止の日々は、いずれ「糧」となっていくはずです。
まずは日々徹底していきましょう。
さて、
秋のお彼岸が近づいてまいりました。
納骨や永代供養、各種法要をお考えの方は、
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当院では家族葬をはじめご葬儀についてもご承ります。
ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。
ありがとうございます。
合掌