「看看臘月尽(みよみよろうげつつくす)」・・・
何もできないまま、年の瀬を迎えてしまった。
そんな風にお感じの方も少なくないと思います。
いえ、何もできないというより、
やる事なす事に制限がかけられた一年といった方が良いかもしれません。
何をするにも災禍の間隙を縫うが如し。
一年前にはこんな状況など想像もできませんでした。
春になれば落ち着く、夏になればきっと、秋こそは間違いなく…
そんな願いも虚しく、季節は巡り寒波の時を待つばかり。
ですから、いつもの年以上にはやい一年ではなかったでしょうか。
看看とは、くりかえしみる、あるいはよくよくみるの意。
臘月は、陰暦の12月を指します。
時間の過ぎ去るはやさを自覚し、一日一日を大切に精一杯生きよとの、
先人たちの思いが伺える言葉です。
続く災禍の中で、それでも今日一日を生きる。
そこに感謝と共に仏性を見出せたらいいのですけどね…。
まずは、感染拡大防止につとめて、健康管理にお気をつけください。
さて、
今年も一年、本欄をご覧いただき、ありがとうございました。
どうぞ、皆々様にとって来年こそが良い一年となりますよう、
心よりご祈念申し上げます。
来年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
また今般のコロナ禍の影響や、いろんなご事情で
納骨、永代供養、各種法要など仏事全般に相談したくても
できないという方は、どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
当院では家族葬をはじめご葬儀についても承ります。
メールでも結構です。ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。
ありがとうございます。
合掌