「慈眼(じげん)」・・・
早いもので、
東日本大震災から8年の月日が経ちました。
あらためて
犠牲になられた方々、被災された人たちに
心からの哀悼とお見舞いを申し上げます。
この8年間、私達は、何を学び
何を教訓として来れたでしょうか。
東京オリンピックの招致に湧いて
あるいは、人工知能やIT技術の進歩に
復興の途上にあることを忘れてはいなかったでしょうか。
自戒の念を込めてもう一度、
考えてみたいと思うのです。
寄り添うこと、共に生きる気持ちを忘れないことは、
必ずしも、悲しみの中に身をおくだけではありません。
むしろ、日常を大切にそれぞれの場所で
精一杯生きることこそが大切でしょう。
そこに慈しみの心があればいい…。
慈しみの眼をもって共に明日を見つめられたらいい…。
そんな気がします。
慈眼。
仏教では、慈悲の心で衆生を見る仏様の眼をこう呼びます。
慈眼視衆生 福聚海無量(観音経)
慈しみの眼をもって人を視れば、
すなわち大海の如く無限の福が集まってくる…。
これからも続く復興の刻を、
しっかり見つめていきたいものです。
さて、まもなく春のお彼岸です。
今を生きる(生かされている)ことに感謝しましょう。
合わせて、法要やお墓のこと納骨のこと、
そして永代供養をご一緒に考えてみませんか。
家族葬をはじめご葬儀についてもご相談ください。
当院は皆さんのそうしたお悩みにしっかりお応えしております。
ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。
どうぞ、いつでもお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
合掌