「面目(めんぼく)」・・・
梅雨入りして、晴れと雨を繰り返す天気が続きますが、
雨の日は紫陽花の花に癒され、合間の晴れた日には
初夏の陽射しに心地よさを感じます。
田畑の作物を成長させるには
この晴雨が大切なんですよね。
空模様をして、人の心に例えるなら、
喜怒哀楽は日々の天気図に同じ…。
曇る日もあれば晴れる日もあるということ。
一年のちょうど半分なのですね・・・。
今回の「面目」という言葉は、
仏教ではめんもくとも言いまして、
面と目、つまり顔貌を表しています。
「本来の面目」と用いられるように、
禅の世界では元から備わっている顔とは
仏性(仏になる素質)に他なりません。
ここから人に合わせる顔、プライド、名誉
といった意味合いが強くなって、
今日の「面目ない」などの使われ方に変化したようです。
心の有り様は、紫陽花の如し・・・。
いえいえ、
単純な心変わりなんて申しません。
自分の面目を探していけば、
なかなか掴めない心のあり様が
見えてくるということです。
今を盛りの紫陽花に
あらためて「面目をほどこして」みましょうか。
さて、
梅雨の落ち着いた雰囲気で
お墓のこと、納骨そして永代供養を一緒に考えてみませんか。
お気軽に当院までご相談ください。
ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。
ありがとうございます。
合掌