「放下著(ほうげじゃく)」・・・
桜の宴も過ぎて、新緑の眩しさが溢れています。
初夏へと向かうこの時期は本当に過ごしやいですよね。
そんな心地よさと相まって、
普段は意識しない、こだわりも生まれてくるもの…。
特別なことはありません。
例えば週末は晴れてもらわなければ絶対に困るとか、
応援している野球チームは上位にいなくてはいけないとか、
他愛もないところから、いろんなこだわりや囚われは
生まれるものなんです。
そうしたこだわりを動機付けとして、
あるいは目標として自分を突き動かす人も
少なくないでしょうが、仏教ではあらゆる囚われ、
こだわりのない境地を解いています。
この放下著は、
捨ててしまえという禅の言葉。
でも、
人生を豊かにするこだわりもあると思いますから、
なかなか簡単にはいきません。
ただ、どんなに良いと思うこだわりすら、
いつ何時心を重くするかもしれないのです。
まずは、心にのしかかる負の要因、
凝り固まったプライドなどを捨ててはどうでしょう。
せっかくのいい季節です。外に出て春陽を浴びたら
きっとできるような気がします・・・。
さて、
当地香芝の二上山では23日に岳のぼり(五穀豊穣を祈る行事)があります。
新緑の中足を運ばれてはいかがでしょうか。
また、お墓のことや納骨そして永代供養などお考えの方は、
ぜひ一度当院までご相談ください。
ご連絡頂けましたら、随時ご案内申し上げます。
ありがとうございます。
合掌